「Z世代」を知っておこう!【50・60代必見】
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風の時代に突入し、時代背景があっという間に変化している昨今。
未来を担う「Z世代」の特徴を詳しく知っておくことが重要です。
この記事は、50代・60代のSNSに疎い方々に向けて発信しています。
Z世代の特徴を理解して、お孫さん世代に
「理解あるカッコイイじいちゃん」と称されましょう。

Z世代とは

通称 ゼネレーションZ アメリカから発信されている世代ごとの通称です。
次世代のマーケットの中心を担うと言われています。

Z世代 10~25歳(1996~2012)
Y世代 26~44歳(1977~1995)
X世代 45~56歳(1976~1965)
ベビーブーマー世代(1966~)

現在世界人口の1/3を占める「Z世代」は、
これから社会に出て大きな力を持ち始め、購買力のどんどん上がる世代です。

Z世代の消費行動・価値観が理解できるかそうでないか!
この二極化がこれからの時代に、大きな差を生み出します。

Z世代に「うちのじいちゃん、理解があるの。ウザイ質問なんてしてこないよ。」と認められる理解あるじいちゃんを目指しましょう。

まずは、世界の人口比率を認識。

Z世代世界の人口比率

Z世代32% 10~25歳(1996~2012)
Y世代31% 26~44歳(1977~1995)
その他67% (~2011・1978~)

現在マーケットの中心のY世代をも上回る人口がZ世代。

どんどん世界市場のチカラ関係が入れ替わります!!
名立たる世界の大企業は
「これからの市場の可能性と規模の大きさ」を鑑み
Z世代に認められる商材・商品・サービスを!
Z世代中心のマーケット戦略を!と、動き始めています。

ここで、少し安心な情報を。

日本のZ世代

日本のZ世代の人口は14~15%。
よって日本におけるZ世代の波は少し遅れてくることになりそうです。

原因は少子高齢化。少子高齢化は日本だけの悩みです。
恥ずかしながら筆者は知りませんでした。
世界から見ると特徴的な国と言えます。

よって日本の現状は、まだまだベテランの方々の決定権が強い。

現在の日本の常識で世界に向けSNS発信をするのは危険です。
日本の常識はかなり時代遅れになっています。

ゼネレーションZに対する意識が低すぎる企業は、
今後どんどんついていけなくなるでしょう。

Z世代をリスペクトするマインドを手に入れ、
時代の波に乗りましょう。

時代背景の違い

時代背景の違いを認識しましょう。

ベビーブーマー世代(団塊世代)「高度成長期」

X世代(バブル世代)「バブル~バブル崩壊」

Y世代(ミレニアル世代)「911」
「2008年リーマンショック」
アナログからデジタルの時代へ。
パソコン→スマホ登場。

Z世代の社会的事件は記憶に新しい「コロナ」
環境問題・人種差別に強い関心があります。

Z世代の特徴5つ

スマホ一択

あらゆる情報をスマホから瞬時に吸収します。
Z世代はものごころついた時からスマホ一択です。

パソコンは特別な人が持ってる「おまけ」です。
基本はスマホ。オールスマホです。
ここがポイント!
オールスマホで生活をする想像ができるか、
ここがZ世代を理解できるカギとなります。

紙の新聞を読んだことも触れたこともない世代。
メール?めんどくさい。
メッセージアプリで送れたらいいじゃん。

・WEBで検索できないお店なんてありえない。
・キャッシュレス決済できないなんてありえない。
・翌日商品が届かないなんてありえない。
・Wi-Fiのない環境なんてありえない。
・すべてのサービスはスマホの中で完結できないなんてありえない。


この思考がZ世代です。
Z世代の55%以上は、1日5時間以上スマホを使用してます。

プラットフォームを使い分け

Z世代は、プラットフォームを使い分ける。

プラットフォームとは、商品やサービスを提供する企業と利用者が結びつく場所「共通の土台(基盤)となる標準環境」を指します。

引用元:Google検索 プラットフォームとは

各アプリの個性を理解し、使い分けます。

Twitter=情報収集
Instagram=写真の投稿
YOUTUBE=学習・娯楽
(YOUTUBEへの信頼度が高い)
TikTok=気軽にアップデート

FACEBOOKは活用しない。
お父さん世代がしているもの。

SNS自体が若い人のツールではなく、
使い分けをしていることを認識しましょう。

キャッシュレス

財布は古く煩わしいものと感じている。
現金を持ち歩くことにストレスを感じる。

キャッシュレスがあたりまえで、
スマホの中に表れる数字をお金と認識!

キャッシュレスアプリ登場に
「便利だなあ~」と喜んだY世代

「紙のお札に触れさせるなよ」と
怒りを覚えるZ世代

ここのズレの認識が必要です!!

人間は、新しいサービスには感謝しますが、
あたりまえになると不足がある時にストレスを覚えます。

Z世代では、
パソコンと一緒にスマホを使うのではなく、
もはやスマホのみですべてを行う。
キャッシュレスはあたりまえのサービスと認識している。

コアな価値観

コアな価値観
【パーソナライゼーション1択】

パーソナライゼーションとは、顧客のニーズに応えるために、
企業側が顧客の属性・行動履歴などのデータを基に、顧客一人ひとりにあわせて商品やサービスなどを選定し、提案する手法です。

引用元:Google検索 パーソナライゼーションとは

パーソナライゼーションのサービスに関して、
団塊世代・X世代は個人情報が漏れているわ、大丈夫?と疑い、
Y世代はまあこういうもんだわなあと認識し、
Z世代はパーソナライゼーションしてくれないなんてザコだと思う。

「僕向けのサービスがないなんてありえない」
「データは渡すからカスタマイズして!」
パーソナライゼーションの精度が低いと不満を抱く。

パーソナライゼーションに関しては、
X世代以上の人々と正反対の思考を持っています。

【社会正義への比重】
Z世代は企業に対しても反応がシビアです。
気候変動・ダイバーシティの低い企業は嫌われます。
理念をあいまいにしている企業は淘汰されていく。

ダイバーシティとは、組織マネジメントや人事の分野では、国籍・性別・年齢などにこだわらず様々な人材を登用し、多様な働き方を受容していこうという考え方のこと。

引用元:Google検索 ダイバーシティとは

ハッキリとした意見を表明し、
コアなニーズをZ世代から勝ち取る企業だけが生き残る未来。

大企業「NIKE」の戦略は早かった。

事件発生!
アメリカンフットボールで有色人種差別への抗議を
試合の国歌斉唱時に行いリーグを追放された選手。
この選手を起用し
『何を犠牲にしても何かを信じろ』と発信。

Z世代以外の世代からは大炎上したが、
目的のZ世代からは大いに賞賛を集めた。

これからスニーカーを履いてくれる世代にのみ向けて宣伝した。

Z世代は立ち位置を表明しないことをズルいと判断します。
表明することを信頼できる と判断します。

全部見られてます。

広告に騙されない

Z世代は親世代を見て学んでいます。
借金や雇用に関する苦労を乗り越えようとしています。
買い物ひとつにおいても慎重です。

Z世代の消費の仕方。

1,ネットで直接調べてレビューチェック
2,実物を実店舗で実際試す
3,スマホでポチる(購入)

お店がかわいそうなんて思いません。

ここまでシビアに行って購入する。
電子書籍を本屋で確認してポチる。
合理的判断をします。

FOREVER21の悲劇を知ってますか。
若者向けに低価格提供のアパレルブランド
「安いけど品質低い。」とSNSで拡散され、
安いだけではダメと潰れました。

すべてがスマホの中で行われています。
品質と価格は常に検索されています。

Z世代が信じているもの。
1,親・友人の口コミ シェア
2,信頼しているブランド
  売上以外の社会的価値を表明する企業
3,SNSインフルエンサー

  (人間性・価値観で判断)
  ①YOUTUBEインフルエンサー
  ②TikTokインフルエンサー

  ③Instagramインフルエンサー

パーソナライズされている世界観があたりまえ。

パーソナライズとは、顧客全員に同じサービスをするのではなく、ひとりひとりに合わせて変更する。といった意味があります。

引用元:Google検索 パーソナライズとは

Z世代に、「売上NO1」の文字は響きません。
時代が変われば商品もサービスも変わります。
価値観も常識も変わります。

Z世代の価値観・常識を認識してまいりましょう。

Z世代に向けたサービス

Z世代に向けて打ち出すコンセプトとは。

例えば、下着メーカー エアリー
太ったモデル・年配のモデルを無加工で起用し指示を受ける。
※これまでの人気メーカーの売上が45%ダウン!

例えば、コスメ グロッシアー
みんなの声を集め、肌質ごとの使い方を提案し指示を受ける。

例えば、コスメ LUSH
気候変動に向けて社会正義に貢献したいと表明し指示を受ける。

Z世代は、情報をきちんと精査しています。

車に関するZ世代の捉え方。
無理しては買わないけど、余裕ができるまではライドシェアで乗り切りたい。

ライドシェアとは、乗用車の相乗りの需要をマッチングさせるソーシャルサービスの総称。ライドシェアでは、自動車の所有者・運転手と、移動手段として自動車に乗りたいユーザーを結びつけるソーシャルプラットフォームが提供される。

引用元:Google検索 Weblio IT用語辞典

余裕ができたらIOT機能の環境にやさしい電気自動車が欲しい。

IOT機能とは、大きく分けて4つの機能。
「モノを操作する」「モノの状態を知る」「モノの動きを検知する」「モノ同士で通信する」に分類できます。すべてに共通するのは、離れた場所にあるモノを遠隔から監視・操作・制御すること。

引用元:Google検索 IOT機能とは

Z世代の特徴をご覧いただきいかがですか。
「いい人が得をする時代」到来!
「頼もしい」「未来は明るい」

そう感じたのは筆者だけではないでしょう。

新しい時代を受け止め、
未来を担う世代へのリスペクトで
Z世代からも理解ある称号を手に入れ
楽しい老後を過ごしてまいりましょう。

今回の記事の元となりました、YOUTUBE大学「Z世代」をぜひご覧ください。


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