![「Z世代」を知っておこう!【50・60代必見】](https://konomi-natume202.com/wp-content/uploads/2021/12/tech-g817234466_1280.jpg)
風の時代に突入し、時代背景があっという間に変化している昨今。
未来を担う「Z世代」の特徴を詳しく知っておくことが重要です。
この記事は、50代・60代のSNSに疎い方々に向けて発信しています。
Z世代の特徴を理解して、お孫さん世代に
「理解あるカッコイイじいちゃん」と称されましょう。
Z世代とは
通称 ゼネレーションZ アメリカから発信されている世代ごとの通称です。
次世代のマーケットの中心を担うと言われています。
Z世代 10~25歳(1996~2012)
Y世代 26~44歳(1977~1995)
X世代 45~56歳(1976~1965)
ベビーブーマー世代(1966~)
現在世界人口の1/3を占める「Z世代」は、
これから社会に出て大きな力を持ち始め、購買力のどんどん上がる世代です。
Z世代の消費行動・価値観が理解できるかそうでないか!
この二極化がこれからの時代に、大きな差を生み出します。
Z世代に「うちのじいちゃん、理解があるの。ウザイ質問なんてしてこないよ。」と認められる理解あるじいちゃんを目指しましょう。
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まずは、世界の人口比率を認識。
Z世代世界の人口比率
Z世代32% 10~25歳(1996~2012)
Y世代31% 26~44歳(1977~1995)
その他67% (~2011・1978~)
現在マーケットの中心のY世代をも上回る人口がZ世代。
どんどん世界市場のチカラ関係が入れ替わります!!
名立たる世界の大企業は
「これからの市場の可能性と規模の大きさ」を鑑み
Z世代に認められる商材・商品・サービスを!
Z世代中心のマーケット戦略を!と、動き始めています。
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ここで、少し安心な情報を。
日本のZ世代
日本のZ世代の人口は14~15%。
よって日本におけるZ世代の波は少し遅れてくることになりそうです。
原因は少子高齢化。少子高齢化は日本だけの悩みです。
恥ずかしながら筆者は知りませんでした。
世界から見ると特徴的な国と言えます。
よって日本の現状は、まだまだベテランの方々の決定権が強い。
現在の日本の常識で世界に向けSNS発信をするのは危険です。
日本の常識はかなり時代遅れになっています。
ゼネレーションZに対する意識が低すぎる企業は、
今後どんどんついていけなくなるでしょう。
Z世代をリスペクトするマインドを手に入れ、
時代の波に乗りましょう。
時代背景の違い
時代背景の違いを認識しましょう。
ベビーブーマー世代(団塊世代)「高度成長期」
X世代(バブル世代)「バブル~バブル崩壊」
Y世代(ミレニアル世代)「911」
「2008年リーマンショック」
アナログからデジタルの時代へ。
パソコン→スマホ登場。
Z世代の社会的事件は記憶に新しい「コロナ」
環境問題・人種差別に強い関心があります。
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Z世代の特徴5つ
スマホ一択
あらゆる情報をスマホから瞬時に吸収します。
Z世代はものごころついた時からスマホ一択です。
パソコンは特別な人が持ってる「おまけ」です。
基本はスマホ。オールスマホです。
ここがポイント!
オールスマホで生活をする想像ができるか、
ここがZ世代を理解できるカギとなります。
紙の新聞を読んだことも触れたこともない世代。
メール?めんどくさい。
メッセージアプリで送れたらいいじゃん。
・WEBで検索できないお店なんてありえない。
・キャッシュレス決済できないなんてありえない。
・翌日商品が届かないなんてありえない。
・Wi-Fiのない環境なんてありえない。
・すべてのサービスはスマホの中で完結できないなんてありえない。
この思考がZ世代です。
Z世代の55%以上は、1日5時間以上スマホを使用してます。
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プラットフォームを使い分け
Z世代は、プラットフォームを使い分ける。
プラットフォームとは、商品やサービスを提供する企業と利用者が結びつく場所「共通の土台(基盤)となる標準環境」を指します。
引用元:Google検索 プラットフォームとは
各アプリの個性を理解し、使い分けます。
Twitter=情報収集
Instagram=写真の投稿
YOUTUBE=学習・娯楽
(YOUTUBEへの信頼度が高い)
TikTok=気軽にアップデート
FACEBOOKは活用しない。
お父さん世代がしているもの。
SNS自体が若い人のツールではなく、
使い分けをしていることを認識しましょう。
キャッシュレス
財布は古く煩わしいものと感じている。
現金を持ち歩くことにストレスを感じる。
キャッシュレスがあたりまえで、
スマホの中に表れる数字をお金と認識!
キャッシュレスアプリ登場に
「便利だなあ~」と喜んだY世代
「紙のお札に触れさせるなよ」と
怒りを覚えるZ世代
ここのズレの認識が必要です!!
人間は、新しいサービスには感謝しますが、
あたりまえになると不足がある時にストレスを覚えます。
Z世代では、
パソコンと一緒にスマホを使うのではなく、
もはやスマホのみですべてを行う。
キャッシュレスはあたりまえのサービスと認識している。
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コアな価値観
コアな価値観
【パーソナライゼーション1択】
パーソナライゼーションとは、顧客のニーズに応えるために、
引用元:Google検索 パーソナライゼーションとは
企業側が顧客の属性・行動履歴などのデータを基に、顧客一人ひとりにあわせて商品やサービスなどを選定し、提案する手法です。
パーソナライゼーションのサービスに関して、
団塊世代・X世代は個人情報が漏れているわ、大丈夫?と疑い、
Y世代はまあこういうもんだわなあと認識し、
Z世代はパーソナライゼーションしてくれないなんてザコだと思う。
「僕向けのサービスがないなんてありえない」
「データは渡すからカスタマイズして!」
パーソナライゼーションの精度が低いと不満を抱く。
パーソナライゼーションに関しては、
X世代以上の人々と正反対の思考を持っています。
【社会正義への比重】
Z世代は企業に対しても反応がシビアです。
気候変動・ダイバーシティの低い企業は嫌われます。
理念をあいまいにしている企業は淘汰されていく。
ダイバーシティとは、組織マネジメントや人事の分野では、国籍・性別・年齢などにこだわらず様々な人材を登用し、多様な働き方を受容していこうという考え方のこと。
引用元:Google検索 ダイバーシティとは
ハッキリとした意見を表明し、
コアなニーズをZ世代から勝ち取る企業だけが生き残る未来。
大企業「NIKE」の戦略は早かった。
事件発生!
アメリカンフットボールで有色人種差別への抗議を
試合の国歌斉唱時に行いリーグを追放された選手。
この選手を起用し
『何を犠牲にしても何かを信じろ』と発信。
Z世代以外の世代からは大炎上したが、
目的のZ世代からは大いに賞賛を集めた。
これからスニーカーを履いてくれる世代にのみ向けて宣伝した。
Z世代は立ち位置を表明しないことをズルいと判断します。
表明することを信頼できる と判断します。
全部見られてます。
広告に騙されない
![](https://konomi-natume202.com/wp-content/uploads/2021/12/research-g471858568_1280-800x529.jpg)
Z世代は親世代を見て学んでいます。
借金や雇用に関する苦労を乗り越えようとしています。
買い物ひとつにおいても慎重です。
Z世代の消費の仕方。
1,ネットで直接調べてレビューチェック
2,実物を実店舗で実際試す
3,スマホでポチる(購入)
お店がかわいそうなんて思いません。
ここまでシビアに行って購入する。
電子書籍を本屋で確認してポチる。
合理的判断をします。
FOREVER21の悲劇を知ってますか。
若者向けに低価格提供のアパレルブランド
「安いけど品質低い。」とSNSで拡散され、
安いだけではダメと潰れました。
すべてがスマホの中で行われています。
品質と価格は常に検索されています。
Z世代が信じているもの。
1,親・友人の口コミ シェア
2,信頼しているブランド
売上以外の社会的価値を表明する企業
3,SNSインフルエンサー
(人間性・価値観で判断)
①YOUTUBEインフルエンサー
②TikTokインフルエンサー
③Instagramインフルエンサー
パーソナライズされている世界観があたりまえ。
パーソナライズとは、顧客全員に同じサービスをするのではなく、ひとりひとりに合わせて変更する。といった意味があります。
引用元:Google検索 パーソナライズとは
Z世代に、「売上NO1」の文字は響きません。
時代が変われば商品もサービスも変わります。
価値観も常識も変わります。
Z世代の価値観・常識を認識してまいりましょう。
Z世代に向けたサービス
Z世代に向けて打ち出すコンセプトとは。
例えば、下着メーカー エアリー
太ったモデル・年配のモデルを無加工で起用し指示を受ける。
※これまでの人気メーカーの売上が45%ダウン!
例えば、コスメ グロッシアー
みんなの声を集め、肌質ごとの使い方を提案し指示を受ける。
例えば、コスメ LUSH
気候変動に向けて社会正義に貢献したいと表明し指示を受ける。
Z世代は、情報をきちんと精査しています。
車に関するZ世代の捉え方。
無理しては買わないけど、余裕ができるまではライドシェアで乗り切りたい。
ライドシェアとは、乗用車の相乗りの需要をマッチングさせるソーシャルサービスの総称。ライドシェアでは、自動車の所有者・運転手と、移動手段として自動車に乗りたいユーザーを結びつけるソーシャルプラットフォームが提供される。
引用元:Google検索 Weblio IT用語辞典
余裕ができたらIOT機能の環境にやさしい電気自動車が欲しい。
IOT機能とは、大きく分けて4つの機能。
引用元:Google検索 IOT機能とは
「モノを操作する」「モノの状態を知る」「モノの動きを検知する」「モノ同士で通信する」に分類できます。すべてに共通するのは、離れた場所にあるモノを遠隔から監視・操作・制御すること。
Z世代の特徴をご覧いただきいかがですか。
「いい人が得をする時代」到来!
「頼もしい」「未来は明るい」
そう感じたのは筆者だけではないでしょう。
新しい時代を受け止め、
未来を担う世代へのリスペクトで
Z世代からも理解ある称号を手に入れ
楽しい老後を過ごしてまいりましょう。
今回の記事の元となりました、YOUTUBE大学「Z世代」をぜひご覧ください。